私は子供のころ、牛乳が苦手でした。
牛乳を飲むとお腹がゴロゴロするのです。
180mlの牛乳ビン1本でゴロゴロして、
2本でトイレに突撃、という感じでした。
だから、大人になってから、あまり飲んでませんでした。
ところが、ある時期から便秘になりました。
仕事のストレスなのか暴飲暴食のせいかわかりませんが、
とにかく便秘で1週間に1回しか、お便りがこなくなりました。
そして、牛乳のことを思い出しました。
「牛乳で便秘が治るかも?」
と思い、便秘薬代わりに牛乳を飲みました。
牛乳の紙パック500mlの半分(約250ml)を飲むと、
めでたく、お便りがきました。
嬉しかったです。
でも、数週間もすると、250mlほど飲んでも、
お便りがきません。
量を増やすと、便りがきました。
だんだん量を増やさないと、効かなくなり、
最終的に1000mlも飲むようになって、
やっと便りがくるようになってしまっったのです。
しかし、牛乳を毎日、1000mlも飲むわけにはいきません。
栄養のバランスが片寄ってしまします。
なので、オリゴ糖を飲むようにしました。
お腹ゴロゴロは乳糖不耐症が原因?
私の乳糖不耐症が改善した体験から、
牛乳を続けて飲んでいると、ある程度、これは改善されると思いました。
日本人は、乳糖分解酵素(ラクターゼ)活性が
低い人が多いそうです。
授乳期のときはラクターゼが十分に作られていても、
成長するに従い、ラクターゼの働きが悪くなるといわれています。
日本人では大人の40パーセントほどが
ラクターゼの活性が低下しているそうです。
私の乳糖不耐症がやわらいだのは、
やはり、牛乳を毎日、多量に飲んだのが原因のようです。
ヨーグルトも、週3回ぐらい食べてました。
下記の引用文と同じようなことが、
私の体内で起こったのかもしれません。
弱った力を元に戻すために、毎日少しずつ牛乳を飲むと、乳糖が分解できるようになることがあります。リハビリのイメージです。
〔中略〕
乳糖不耐症の人に毎日一定量の乳酸菌を摂取してもらったところ、1ヶ月足らずで腸内の乳酸菌量が増え、ラクターゼが分泌されるようになり、下痢をしなくなったとのことです。
乳酸菌自体がラクターゼを持っているため、
腸内のラクターゼが増えると考えられています。
ビフィズス菌で増やせそうな気がしてきた?
自分の腸の中を見れたらいいんですが、
そんなわけにはいきません。
私の場合、ラクターゼが体内から分泌されるようになったのか、
それとも腸内の乳酸菌が分泌してくれたのか分かりません。
医師から診察も受けていません。
でも、牛乳で乳糖不耐症を改善した体験から、
いま食べてるヨーグルトを食べ続けていれば、
腸内でビフィズス菌など善玉菌も増やせそうな気がしてきました。
話しは変わりますが、
海苔や海藻を消化できるのは、日本人だけだそうです。
古来より日本人は海藻類を生で食べ、
そのときに、海藻類に付着していたバクテリア類も一緒に食べていたため、
海藻類を消化できるようになったそうです。
先祖代々、そのバクテリアを食べ続け、
日本人の腸内に定着した、というわけです。
私一代で、より多くのビフィズス菌を腸内に定着さられるよう
ヨーグルトやオリゴ糖などで挑戦します。
ひとこと
以前の記事で、私は風邪気味のとき、
長ネギ1本を食べる、と書きました。
これは、あくまでも風邪気味のときだけです。
また、玉ネギやニンニク、ニラなどと一緒に
食べ過ぎない方がよさそうです。
これらは体内で硫化水素を発生させる有効成分です。
微量なら種々の効果があるそうですが、
大量に発生させると体に悪いです。
胃粘膜だけでなく腸内環境にも悪影響を与えるそうです。
なんか、せっかく食べたヨーグルトのビフィズス菌を
いじめてしまいそうな気がします?
なんでもバランスが大事ですね(^_^;)