健康に良い野菜といえば、
くさるほどあるので、挙げると切りがないですが、
この野菜だけは一押しです。
テレビ朝日「たけしのみんなの家庭の医学」で、
紹介されていた「クレソン」というアブラナ科の植物です。
キャベツ、ダイコン、ブロッコリーなどもアブラナ科の植物です。
クレソンはステーキやハンバーグに添えてある、
つけあわせ用に、よく使われています。
でも、見た目と違い、そのがん予防効果は、
他の野菜をダントツに引き離しています。
アブラナ科の植物は辛味成分である、
イソチオシアネートを含んでいます。
このイソチオシアネート人間の体内に吸収されると、
強い抗酸化作用があります。
これにより人体に有害な活性酸素を除去し、
がん予防効果があると考えられているそうです。
国際がん研究機関(IARC)でも、
アブラナ科の植物にがんのリスクを、
減少させると発表しています。
アブラナ科野菜の中でもダントツのクレソン
がん予防効果のあるイソチオシアネートの含有量(100gあたり)を、
比較すると、次のとおりです。
クレソン→81.3
ブロッコリー→38.6
キャベツ→27.5
カリフラワー→11.6
1日にどれだけ摂れば予防効果があるのかは、
具体的な量はわかっていないそうです。
ただ、クレソンの過剰摂取は腎機能に障害を引き起こす、
という報告もありますので、
食べ過ぎないようにしたほうがいいです。
クレソンの食べ方
クレソンは、ステーキやハンバーグなどのつけあわせやサラダに使われますが、もちろん、それだけではありません。
ある意味、料理しやすい野菜かもしれません。
イソチオシアネートは熱しても壊れませんので、
味噌汁の具や炒め物、おひたし、サラダ、天ぷら、などいろいろ工夫を凝らして、
料理が楽しめそうです。
ひとこと
テレビ朝日「たけしのみんなの家庭の医学」を見て、
私も、次の日、スーパーに買いに行ったら、
売り切れていました。
2週間ぐらいして、スーパーに買いにいったら、
一束ありましたが、買いませんでした。
クレソンって手に入れるのが面倒くさそうな野菜だな、
と思って、あまり気合いを入れて買い求めるのはやめました。
代わりにブロッコリーを食べるようにしました。
前記の表にあるとおり、クレソンにかなり及ばないものの、
それでも、多くのイソチオシアネートを含んでいます。
そして買い求めやすいです。
価格にくらべ量も多い気がします。
ブロッコリーは、私の家の近所のスーパーで簡単に買えます。
冷凍ものなら、電子レンジでチンするだけで、
簡単に食べれます。
マヨネーズや天然塩、肉や卵のつけあわせにして食べています。
参考:健康長寿の道